房総横断トレイル

トレイルランニング

~coast to coast~ 房総半島横断2017 68kmトレイルラン完走の巻

皆さん、千葉県を走って横断したことありますよね?

~coast to coast~ 房総半島横断2017。鴨川市安房小湊・内浦海岸から金谷港まで約70kmの山や林道を走って歩きました。

正直申し上げると初めてこんな距離を「走り」ました。歩いたことはあるのですがさらにトレイルランニングとはねぇ。完走はしましたがまだ70kmを走る身体ではない、ってことが分かった大会でした。まだまだ100マイルには遠い気がしてます!

2017年締めくくりの今回のレース。金谷港に前泊して臨んだこのレースですがこの金谷に来るまでに色々なドラマがありました。それについては後ほど。

たくさんの出会いがある。これがトレイルランニング大会の醍醐味!

房総トレイル

約70kmも平地でないところを走るので、もちろん参加者は少しおかしな人が多いんだと思います。私なんかより年上のおじさまたちがスゴいスピードで抜いて行きます。エイドステーションで出会ってそのまま数キロを一緒に走った元気なおじさんたち。ひと方はフルマラソンを3時間以内で走るおじさん。もうひと方は津田沼の山関連のお店で働くおじさんでした。

この後者の方、過去UTMF、UTMBを数度完走しているリスペクトな方でして、ここぞとばかりに一緒に走りながら色々な経験談を聞かせていただきました。UTMB等は本やWEBサイトの情報しか持っていなかったので実際の経験談を聞いたのは私にとっては大きなものでした。

私もトレイルランニング大会最高峰と言われるUTMBに絶対出場する!と誓った次第です。津田沼のお店に会いに行きたいと思います。そのおじさま方は60kmを越えたところでサーっと先を走って行ってしまいました。元気なおじさんたちだ。。。

もう一人数キロを一緒に走ったおじさんがいました。先ほどのふたりよりもさらにおじさんですが、2018年のUTMFに出場予定とのこと。スゴい!

(私)あー、あともう15kmしかないんですね。15kmってなるともう終わったようなものですねぇ。

(おじさん)そうなんだよ、みんな「疲れた、痛い」って言うけど本当はそれほど疲れてないんだよね。あと少しと思えば元気に走れちゃうんだから。気持ちの持ちようなんだよね。

さすが大きなチャレンジをするおじさんの言葉は重いですね。そうなんです、私も長い距離は走りましたがあまり疲れていなかった。長い距離のトレイルランニングは疲れよりも痛みなんです。痛みとどう向き合うか、残りの距離をどう痛みと付き合うかなんです。私の場合30kmを越えたところで足、特に膝の痛みが出てきました。50kmを過ぎるとさらに股関節。足の裏のマメは絶対作らないようにケアしながら走りましたが上り下りを繰り返すとかなり膝に来ます。特に下りの足への衝撃はキツかったですね。上りより下りの方が楽なように思えますが足へかかる負担が下りの方が大きいのです。

今回の大会は70kmですがUTMFは100マイル、160kmです。あと90kmを走らなければなりません。90kmと言うと・・・横浜から実家の印旛村まです。70km走った後に横浜→印旛沼を走るとは・・・

「まだ50km」と考えるか「もう50km」と考えるか

長い距離で鍛えられるのは痛みとのお付き合いと「メンタル」です。

房総トレイルエイドステーション

チェックポイントが数か所ありそれぞれ制限時間も設定されています。チャックポイントで制限時間を超えた場合はその時点で失格となり記録がつきません。またトレイルランニング大会は走るところが基本林道や山なのでリタイアしてもすぐに車で拾ってくれることはなく、自力でゴールまで行くかバスや電車があるところまで山を下りなければなりません。リタイアしたらそこでは終わらないのです。。。面白いですね。

まだ50kmしか走ってないのかよ、と思うかもう50km走ったのでもう少し!と考えるかでその後の20kmの走りが変わります。

茨城の大学に通う大学4年生に出会いました。最後の15kmぐらいはずっと一緒で私のようなおっさんの話にずっと付き合ってもらいました。就職で横浜への赴任が決まっているらしく、連絡先を交換し横浜へ来たらご馳走するとお約束いたしました。

年上のおじさんにも出会いましたがこういった若者とお話ししながら走れるのもとても面白い体験です。最後のエイドステーションで歩いてもゴールできると判断した我々は迷わず歩くと判断しました。ですが歩く、と言っても最後の難関は金谷手前の「鋸山」です!恐らく走る判断をしてても結果的に鋸山は歩くことになります。

鋸山って言ったことありますか?55kmぐらい走った後の鋸山。。。お腹いっぱいでもう食べられない!って思ってる時に牛丼10杯たべろと言われたようなイメージです。特に下りがヒドかった。おまけにもう暗くなっていたのでヘッドライトをつけながらのアップダウン。大学生と一緒でよかったのかもしれません。普段あまり一緒に走ったり歩いたりしないのですが、今回はなんかとても心強かった。本当に彼には感謝をしています。

好きなことを確信できた経験

山や林道を走ったり歩いたりするトレイルランニング。なんか懐かしい感じ。カブトムシを追って山の中を走り回っていた昔の記憶が蘇ります。子どもの時の楽しかった思い出、カブトムシを捕まえて学校に持って行った時のヒーロー感。クヌギの木を蹴って何かが落ちて来た音。樹液が出ている木を根元からなめ回すようにカブトムシを探したワクワク感。今の私にとってトレイルランニングやトライアスロン、空手稽古がこのワクワク感に値します。

房総トレイル

好きなことってもしかしたら「少年時代の経験の延長上」にあるのかもしれません。

もし皆さんが仕事上でワクワク感がなければ、子どものころ好きだったことや今ワクワクして休みの日でも夜中でもどうしてもやってしまうことは何だろう?と考えると本当の好きなことが分かるかもしれません。

私は数年前から日記をつけており、そんなことばっかり考えてました。ジャーナリングっていうようです。ジャーナリングについては追々。

さてと、こうしちゃいられない!好きなことしよっと。

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