off the clock

タイアレス須藤

「Off the Clock」という新しいトレイルランの概念 #offtheclock

トレイルランでの「Off the Clock」

Off the clockと翻訳サイトでポチっとすると「勤務時間外」とか「時間外勤務」という意味が表示されます。

ですがトレイルランニングでのOff the Clockは少し違います。どうやらヨーロッパあたりで認識され始めた新しい概念のようですね。

Off the Clock = 時計を外す

この概念を聞いた時、私の身体の中にビビビッと電気が走りました。「これだ!」と。

Q) Joe Grantがブログで“Off the Clock”という概念を紹介していましたね。
「FKTで忘れてはいけないのは、レースなどの規制から離れ、自由に創造性をもって山を走る事だ。しかし、さらに時間という概念を取り外し、時計を外し自由に山を走り楽しむというスタイルがヨーロッパで認識されてきた」という内容でした。これについてはどう思いますか?
A) FKTでさえ、他の人の“タイム”との競争という側面があります。
“Off the Clock”は時計を外すことで完璧にエゴを捨て、時間から解き放たれ、自由に走ることが出来るのです。
これはトレイルランニングの究極の創造性、肉体の究極の表現に繋がるモノではないかと思います。
参照)https://www.irunfar.com/2018/02/off-the-clock.html

「Adam Campbell Interview  後編」より

まあ時計を外すというよりも「走る時間や距離を気にせずに、自由に走りたいところを走って走りたいだけ走る」ということなのでしょう。
他人と競わずただただ山、トレイルを楽しむことによりクリエイティブになったり、自分をしっかり見つめ直すことができるという意味と捉えています。

トレイル

競わずに楽しむこと

私は先日ITJ(伊豆トレイルジャーニー)に参加しました。
西伊豆は松崎から修善寺まで71.7kmのトレイルを走るというレースです。もちろんレースなので制限時間は気にしなければなりません。
ですが私は別に上位を目指す訳ではないので、制限時間ギリギリになるのを覚悟してただただ伊豆の景色を楽しむと心に決めておりました。

抜かれても抜き返すことなく、抜いても驕らず。チェックポイントの制限時間だけを気にして、時には周りの人とおしゃべりしながら、西伊豆の壮大な景色を立ち止まって楽しみながら。

今までのITJで一番コンディションが良いと言われた当日の天候。毎年の「寒い」という噂を受け、防寒対策をばっちりして行った私ですがスタート早々ロングパンツを脱ぎ本当に気持ちよく最後まで走り切ることができました。

気持ち良すぎたので前半想定より早いペースになり、後半ペースを落とすほど余裕がありました。さらにさらに、毎回40km前後に痛みが出る左足膝裏にも特に痛みが出ず、結果的にはどこも痛くならずにレースを終えることができました。

13時間17分。まさにジャーニーでした。
天候のお陰でもありますが、今まで走ったトレイルの中で一番私に合っている!と勘違いしております。

特にタイムを気にする訳ではなく、誰とも競わず、自分の今の状態だけを気にしながらレースを楽しむ。これぞ「Off the Clock」なのかもしれません。
私は気持ちを言語化することが苦手なので、この「Off the Clock」という概念を聞いた時に「これだ!」と思った次第です。

トレイル

Off the Clock=マインドフルネス

そうか、時計を外し、誰とも競わないことがトレイルランの想像性や肉体表現につながるのならば、まさにこれはマインドフルネスなのではないか。

時間を気にせず、ただひとりで走ったり歩いたりしながら自分の今の状況を観察する。
疲れているのならエイドステーションでなくても休む。
お腹が空きそうな気がしたら歩きながらでも何かを食べる。
目の前に上るべき高い山があったらちょっと呼吸を整える。

時間や距離を気にしていたら自分に集中できないのだ。

この「Off the Clock」という新しい概念。ちょっとマイブームになりそうです。

#offtheclock

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