自分のロゴが決まりそう!
私はWEBサイトの制作に携わっております。
お客様へのヒアリング内容を私なりに嚙み砕いてデザイナーさんへお渡ししてデザインしてもらう。
そしてこの出来上がったデザインをお客様にお届けするのですが、その反応を見るのが楽しみでもあり緊張する場面でもあります。
今回私は「自分の」ロゴを作ってもらっているのですが、下記の記事にもあるように最初デザイナーさんへ依頼するとき少々カッコつけてしまったんですね。
そしたらやっぱり想定していないものが出てきた。これはデザイナーさんのせいじゃない!
私がいつも大切にしていることを素直にカッコつけず伝えれば良かっただけなんです。
色々聞かれると考えますよね。
考えるといいこと、カッコイイことを考えてしまいます。
普段思っていることはもう自分にとっては当たり前のことなので、改めて思い浮かべるものではないのかもしれませんね。
で、自分が大切だと思っていること。
どうせさ、今の世の中減点方式なのさ。
ダメなところが目立ってしまう。
キレイな〇と歪な〇が並んでたら、歪な方に目が行くでしょ?
だから堂々と減点されて、減点大歓迎!
歪な、100%じゃないあなた、私は美しい!
歪なものが目立つなら、歪なものになってやろうじゃないか!
という想いでロゴを作成しております。
7割でいいから公開しちゃおう!
現在お付き合いはないのですが、過去にこのようなお客様がいらっしゃいました。
正直その仕事のスピード感について行くことができなかったのですが、そのご担当者は今でも尊敬しております。
私よりもグッと年下で、年上の社員にも厳しい言葉を発する方で、仕事の進め方も癖はあったもののとても勉強になりました。
「このような仕事ができたら・・・」と今でも思っています。
どんな仕事だったか。もちろんWEBサイトの制作なんですが、
・完成度7割でもWEBサイトを公開する。
これは誤字脱字が少しぐらいあっても意味は分かるので、先に公開した後に修正する。
(もちろん最低限の確認はします)
例えば「・・・下さい」と「・・・ください」が混じっていても別に意味は分かるので公開する。
もちろん業種にもよるのでしょうが読んでる方はそのぐらいの間違いは気づかないかもしれませんね。
ニュージーランド人も同じような話をしておりました。
「7割じゃない、3割でOKだよ」と言ってた方もいます。。。
実は確認時間が長いとやっぱりあれもこれも・・・という追加依頼が出易くなります。
これが致命的なものであったり、ユーザ(Webサイトを見る人)が幸せになるのであれば対応しますが、だいたいは「え、あとでいいじゃないの?」という内容です。
発注する側の気持ちが分かった!
で、何が言いたいか。
私は今回デザイナーさんに発注する側になりました。
ですが上記のように最初は色々カッコいいコンセプトを無理やり考えてしまった訳です。
完璧な自分というか。
私の悪い癖です。
デザイナーさんにはご迷惑をおかけしております。
色々な修正をお願いいたしました。
仕事上でのお客様との会話、ご依頼。良ーく分かりました。こちら側が小さな拘りと思っても、お客様にとっては大きな拘りだったりする。
気になり出すとずっとその部分が気になってしまう。。。等々、発注する側の気持ちが痛いほど分かりました。
これは今後のヒアリングに役立てることができます。
ロゴを今後コロコロ変えるつもりはありませんし、あまり簡単に変わってはいけないものだとも思ってます。
ですが、今色々考えてしまうとまた要らないことを考えてします。
大切にしている根幹のコンセプトだけを心に決めて、それほど時間を置かず、直感を頼りに決めようと思ってます。決めます。
今週中に決める。
そして名刺を作って、WEBサイトにはロゴを載せる。
楽しみだ。